めおとツアー 〜②ジェームズ・タレル『光の館』〜。

 

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今回の旅の目的は、なんといってもこのジェームズ・タレルさんの『光の館』に

宿泊することです!!!

 

『光の館』ってなにかというと…

『光の館 -House of Light』は、光のアーティスト、ジェームズ・タレルの作品です。

この実験的な作品は、彼の作品世界を滞在生活の中で体験できる

世界にも例を見ないものであり、瞑想のためのゲストハウスとして構想されました。

タレルはこの構想を、谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』の中から見いだしました。

伝統的な日本家屋における親密な光に、自らが制作してきた光の作品を融合させることを

着眼したのです。

越後妻有の豊かな自然の中、様々な光と向き合う時間を過ごして頂きたいと思います。

というもの(HPより)。

 

 

タレルさんと言えば、直島にも作品があってそちらもやっぱり『光』を駆使したもの。

この『光の館』も、昼間は基本的に自然光だけなのになぜか光に溢れています。

 

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でもって、『光の館』の目玉といえばこのアウトサンドイン。

天井を大きなフレームに見立て、そこから空の移り変わりを鑑賞するというもの。

 

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建物は2階建てなんだけど、入り口は2階にあって。ちょっと不思議な作りです。

タレルさんが、『3家族がこの館で、一晩交流すること』を望んで創られているらしいので

基本的には、複数のグループで一晩、館をシェアするという感じ。

10人以上だと、グループで貸切もできるみたいです。(次回はみんなで貸切したい!)

私たちがシェアするグループがまだ到着していなかったので、つかの間の貸切!!

建物の周りはぐるりと石が敷かれていて、その上を歩いてみたり。

 

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ということで、私たち夫婦がシェアしたのは…なんとロンドンから来たカップル!

まさかの異文化交流のオプション付きです。

でもって、手続きに来てくれた市の職員さんは全く英語が話せないし

ロンドンカップルは日本語が全く話せなくて…。

なんと…人見知り大魔王の旦那ちゃんが仕切るという奇跡がッ!!!

っていうか、全員が旦那ちゃんを見て話すので…もう仕方ないです。

部屋決めからお風呂の順番、チェックアウトの時間まで旦那ちゃんが中心になって決めて。

なんだかものすごい光景でした…はい…。

市の職員さんは、手続きが終わったら帰っちゃうので後は基本的にセルフサービスです。

 

キッチンがあるので自炊もできますが、私たちは夕食(2000円)を予約しました。

なんとも会議弁当みたいな感じですが…せっかくなので外廊下にテーブルを出して食べました。

新潟…もうすでに寒かった…。

 

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そんなこんなで、素敵な素敵な『光の館』。

明日はメインイベントの『Light Program』についてお伝えします!!

 

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