月別: 2015年3月

 

 

尊敬する大好きな放送作家の先輩が。

『この本を読んだら、のぞみの顔が浮かんだよ』と言って

本を送って、贈ってくださいました。

 

その先輩と実際に仕事をしたのはおそらく３〜４年で。

出産を機に、先輩は一緒にやっていた番組を卒業されたんだけど

そのあとも何かと気にかけてくれて、仕事を紹介してくれたり。

私が今、情報番組で仕事ができているのはこの先輩のおかげです。

 

というのも。

２０代の頃、バラエティの仕事ばっかりやっていて。

２０代後半に、情報系の生放送をやらせてもらうようになったのが

私の一つのターニングポイントだったりするんだけど。

バラエティ番組から急に情報系の生番組をやることになって。

はっきり言って、使う筋肉が違うんですよ。

初めての局で、初めての仕事だったので戸惑うことばかり。

そこで。

ずるい私は、『バカなふり』をしました。

その方が楽だから。

で、周りもやっぱり『バラエティから来たバカな作家』という扱いをして

あの頃の新しい局での私の扱い、本当に雑だったもんなぁ〜（苦笑）。

よくわかんないけど、当時やっていた番組では

『バラエティ出身の人間』ってのがものすごくバカにされていて

ヒエラルキー的に最下層だったのです。謎だけど。

 

そんな時、この先輩が言ってくれたのがこの一言でした。

『バカなふりはやめなさい。』

グサってきました。バレてる…って。

で、周りの人にも『のぞみは本質的に頭のいい人間だ』と言ってくれて

急に周りの態度が変わったのを覚えてる。

先輩は、覚えてないかもしれないけど

私は自分の中でものすごくものすごく大きなできごとで今でもハッキリ覚えてる。

『バカな人間に、バラエティ番組ができるわけないでしょう。』

ってスタッフルームで言ってくれたこと。覚えてる。

 

それから、バカなふりはしてません。

わからないことはわからないって言うけど、それはバカとは違うもの。

 

私はこの先輩が生み出す言葉が大好きで。

（一緒に番組をやっていた頃はこっそり先輩のナレ原を持ち帰って

ノートに書き写して、勉強してたもんな…ストーカーっぽいな私…）

なんだろう、先輩は宝物みたいな言葉をくれるのです。

そんな先輩が贈ってくれた本。

このタイミングでもらえたこともまた、すごく嬉しいです。

 

亜子さん、いつもありがとうございます。

何年も会っていないけど、すごく近くにいてくれる気がするのは

亜子さんの言葉があたたかいからですね。また一緒に飲みたいなぁ。

 

non

 

この春からのお仕事でトーク系の番組があって。

トーク番組の台本を書くときに、私は基本的にゲストの取材に自分で行きます。

もちろんディレクターさんたちも一緒に行きますが、

自分も会った方が、その人のテンションとか性格とか小さな癖とかよくわかるし

台本が書きやすいから自分で行きます。その方が、諸々早いしね。

 

ということで最近、『クリエーター』と呼ばれる人たちにたくさん会っていて。

番組のゲストに呼ぶぐらいなので、みなさん『成功』されている方たちで。

いろいろ話を聞いていて思うのは、成功している『勝ち組クリエーター』って

共通してトークが面白い。

話が得意な人も不得意な人もいるけれど、やっぱり思考が面白くて。

いつも取材で頂いている時間があっという間。

その場を盛り上げることも上手だし、取材慣れしているからコンパクトに話すのも

時として熱を持って好きなことについて語るのもとにかくうまい。

あとは、サービス精神が旺盛な方が多いですね。

何気ないトークをしているのに、目の前にただ私がいるというだけで

突然、女性を褒めてみたり。

こんなサルみたいな頭のBBA褒めてもどーしよーもないと思うけど

そんな緩いトークを間に交えて、場を和ませるとかうまい。

 

っていうか。

やっぱアレだな。みんな共通して『人たらし』なんだよね。

『女たらし』でも『男たらし』でもなく、もう『人たらし』。

実は密かに、『人たらし』になりたい私はとてもいろいろ勉強になります。えへへ。

 

最近アウトプットばっかりでちょっと息切れ状態だったんだけど

やっぱりいろんな人に会っていろんな話を聞くのは面白い。

もっと取材スキルあげたいな〜。

新しい名刺もやっとできたことだしね。がんばろ〜っと。

 

non

 

 

企画書を書くための資料で、恋愛本を読みまくっていて。

無駄に『恋愛知識』『恋のhow-to』だけ増えております。そんな春です、はい。

あたし…今、誰かに告白とかしたら最強な気がする…いや…気のせいだな。

 

ということで、先日読んだ資料の中に

『女子は“おいしい”って言うところで“幸せ”って言うと効果的』

というのを発見しまして。なんでも、ごちそうした側は

「オレが幸せにしてやった」なんて錯覚に陥って気持ちよくなれるんだって。

ふむふむ。

 

ならば早速、実践です。

仕事仲間の男子とランチを食べていたので、まぁ普通に美味しかったし

『幸せ』って言ってみたら。

そいつ、お財布忘れてやんの！！

って、別におごってもらうつもりもないけどさ。

結局、『のんちゃんランチ代、貸して』って言われて

よくわかんないけど、私は２人分払って。きっちり領収書ももらって。

自分で自分を幸せにしましたとさ。

なんじゃこりゃ（白目）。

 

私、自立した女ってことでいーんすかね？

っていうか、女が自立しすぎると可愛気なくなるから！！！

いかんな。

ちなみに、最近知ったワードで面白かったのは『糖質系男子』。

もう、なんじゃそりゃって感じだけど

『栄養価が高くて保存がきくことから、利用価値が高いキープ系男子』

だそうな。なんじゃそりゃ。

個人的には『肉詰めピーマン男子』が好きですけどね。

え？知らない！？そりゃ、アナタ今すぐ  google it ですよ！！

 

写真はnaoさんとのおデートで食べた美しいハンバーグ。

ってか、美味しいもの食べたら普通に『幸せ』って言葉が出て来ちゃうよね。

…あれ…あたし…幸せに飢えている？？？

 

non

 

 

無事に確定申告も終わったのでそのお祝いに（！？）焼肉へ。

なんでしょう、確定申告が終わったら焼肉を食べるというのが

ここ何年か慣例になっています（笑）。

そして、尊敬するステキ女史の退院祝いも兼ねていたので

『せっかくなら美味しいお肉を食べよう！！！』

と鼻息荒く、

グルメ大王TAMAYAさんに教えてもらった焼肉屋リストからお店を選びました。

これまで教えてもらっていたんだけど、予約が直前だったり時期が悪かったりで

行ってなかったお店がまだあって。

今回は麻布十番の『コソットSP』です！！！ずっと行きたかったお店！！

ひゃっほーーーー！！！

 

とにかくね。美味しかったです。美味しかったというよりは『旨い』！！！

この一言に尽きます。

『せっかくのお祝いだしね！』という魔法の言葉により

値段も聞かずに『おすすめコース』をオーダーするという大人っぷりを発揮しましたが

これがもう大正解です。

タンから赤身、ホルモンまで食べ尽くしました。

っていうか、美味しかったお肉に限ってはお代わりまでして。（ワンパクだわね…）

もちろんサラダやキムチも美味しかったし最後にたべた櫃まぶし的なやつも美味しかった。

 

ということで、興奮しすぎて写真ありません。あははは！

だってさ、途中から写真なんて撮ってる場合じゃねー！！みたいになって。

お肉が美味しすぎるんだもん。

 

以前、TAMAYAさんに連れて行ってもらった『鯉のぼり』は

希少部位系の美味しい焼肉屋さんって感じだったけど

（また行きたい！TAMAYAさんと行きたい！）

今回の『コソットSP』は王道系のジャンルの超上等なお肉って感じ。

もうね若くないからね、美味しいお肉を少しずつたくさん食べたくて。

だからこういうお店は本当にありがたい。うん。

 

TAMAYAさんの焼肉リストのお店も残すところあと１軒！！

いつ行こう！！！楽しみだなぁ〜。

 

non

 

☆Cossott’e SP

東京都港区六本木5-13-11　スペーシア麻布十番Ⅰ-２Ｆ

電話：03-6441-2646

営業時間：17：00～25:00（土曜のみ24:00まで）※24:00L.O

 

 

飲み会の後。

naoちゃんと六本木の香妃園に行き懐かしの鶏そばを食べました。

香妃園って、六本木、麻布十番、飯倉あたりの制作会社で働いていた人なら

若かりし頃にみんな一度は行く店。

っていうか、一度どころじゃないよね（苦笑）。

ディレクターさんに深夜に鶏そばを奢ってもらうという懐かしい思い出。

 

ということで、港区で新社会人時代を過ごした私とnaoちゃんにとっても

香妃園の鶏そばは懐かしい青春の味で。

深夜に食べる鶏そばがこれまた、思い出の扉を開けちゃう系なんだよね。

家に帰ったり帰れなかったりというAD時代に。（って、今もそうか！）

まろやかな味の鶏そばは優しくて。

っていうか、あったかいモノが食べられるというそれだけでもう至福でした。

 

この日はパーティーの後だったので鶏そばOnlyだったけど

今度はゆっくりお料理食べに行きたいな。

っていうか、香妃園に自分のお金で行くようになったなんて…

私も大人になったのねと感慨深いっす。

 

non

 

 

私は仕事柄、日常的に『考える』っていう行為をするし、

旦那ちゃんも私の周りの人も割と『考える』という行為を当たり前にする人が多くて。

ただ、最近知ったのは『考える』という行為にもいくつも種類があるということでした。

 

私がいう『考える』は『アイディアを生み出す』行為で、

割とクリエイティブな作業を意味します。

ただ人によっては、『考える』ということが

『AかBかを判断する』とか『選択する』という人もいるし

はたまたもっと違う概念の人もいます。

というか、

そもそも『考える』とか『アイディアを出す』っていう考えがない人もいるし。

『のんちゃんは、日常的にアイディアを出すって行為をしているから

そうやって頭を使うことに慣れているけど、そうじゃない人もいるんだよ』

って指摘されて、『あ、そっか…』みたいな。

 

私にとっての『考える』とは、アイディアを出すってことなんだけど

私以外の人にとっては必ずしもそうではないんだね。

自分の常識が、他人にとっても常識であるなんて考えちゃいけないはずなのに

ついつい忙しさを理由に、自分の常識をおしつけてしまった。反省。

 

でもやっぱり。

どんな意味においても『考える』という行為はとても大切だと私は思っていて。

（ムダに印度哲学科でてませんからね。）

『考えること』を簡単に放棄したり、諦めたりする人は好きになれません。

というか、心が閉じる。パタン。

『思いつかない』って言葉は、私たちにとって『負け』を意味するし

この一言をいうってことは、自分で自分の終了ボタンを押すようなものだもの。

そんな人と、仲良くなれる気がしない。

 

仕事でもプラベードでも。

No ideaとか意味がわからないのですよ。

なんでもいいから、自分なりのアイディアを出すべきだと思うのね。私はね。

私はすごくケチだから、No ideaの人にタダであげるアイディアはないってことです。

 

な〜んてことを考えない、ゆるふわスイーツ女子になりたかったな〜〜〜〜〜〜。

っていうかさ。

結局、私の周りには『考えてくれる人』がいなかったから

（というか『のんちゃんは何にも考えなくていいんだよ』って言ってもらえるほど

いろんな意味でかわいくなかったから…なんだろうけど）

私は自分で考えるしかなかったってことなんでしょ？

まぁ〜。なんでしょうね。切ない…。

 

non

 

 

 

私が仕事のオファーを頂く理由としては

『女性の作家が欲しいから』というのがダントツ１位です。

（その他の理由としては…なんだろう…原稿書くのが早いからかな…）

女性作家って増えてきているし、女性作家のニーズも増えてきているとはいえ

実際に女性作家の席数はそんなに増えていなくて

やっぱり各番組で『定数＝１』だったりするんだけども。

 

で。

ちょっと前までは、会議でも『若い女のコってどんなことに興味あるの？』とか

『このネタって若い女子に刺さる？』とか『若い女子扱い』されていたんだけど

最近ではめっきり、私に求められるのは『BBA目線』です。

 

いやしかし、これがまた難しいんですよ。

もちろん、単純に『女性目線』を求められる番組もあるけども

私…どちらかというと家庭を顧みずにガツガツ働くおっさんみたいな生活だし。

だから会議で『女性目線』を求められるときは、目一杯『女性目線イメトレ』して

『女性ならどうだろうか？』と考えながら喋ったりしてて。

 

で、最近これにプラスされるのが『主婦目線』ですよ。

これこそ難しい。

だってあたし、主婦じゃないもん！！！

…あ。言っちゃった。

でもね、せっかくお仕事いただいたのにそんなこと言えないから精一杯

『節約大好き！時短家事サイコー！キャラ弁大好き主婦でっす☆』

みたいな顔してるけど。時々、いいのか…って思ったりもする。

節約なんてしたことないし、家事だってテキトーだし。弁当なんて作んないし。

 

が、最近もうね。割り切れるようになってきましたよ。

これもう、『主婦プレイ』ですよ。

新手のプレイだと思えば、なんとなく主婦を演じることも楽しくなってくる。

『年収６００万円の夫と結婚して専業主婦だったら、こんな感じかしら〜』

みたいな妄想フル稼働です。

あ、年収６００万の夫と結婚して専業主婦になるというのは私の願望です。

できれば８００万円がいいけど、高望みしませんよ。

 

まぁ、『主婦目線』ってのは私がうっかり結婚したからこそ得られた

新しいポジションですもんね。

写真は私の好きな人です。くち、あいてるよ。

結婚してくれて、ありがとう（棒読）。

 

non

 

 

はいもうね、オリーブ少女でした。

岡崎京子が大好きで、オザケン（フリッパーズ）聴いて、

アニエスベーは高くて買えなくて、東京に憧れて。

 

千葉の九十九里の片田舎で。毎月楽しみにしていた『olive』には

東京やパリがいっぱいつまっていて。

その世界を見たくて、

今いる自分の世界から飛び出したくてしかたなかったのを覚えています。

まぁ、なのでベタに…東京に行くために大学に行く、みたいなね。

 

今月の『Ginza』の別冊付録が『おとなオリーブ』で。

萌える。というより、エモい。

小沢君のドゥワッチャライクもちゃんとあって。

読み応え満点で、感動しながらかみしめております。はい。

 

その流れで、アニエスのボーダーTを買いました。

（これは『オリーブBBAあるある』ですwww。）

アニエスのボーダーTを買うのなんておそらく超久しぶりで

店員さんに『１０年は着れますよ！』と言われて

『え！？そんなに！？』と思いながら買いました（苦笑）。

でも、確か大学生ぐらいの時に買ったアニエスのボーダーTは

３０ぐらいまで着てたから…やっぱり１０年ものかも（笑）。

洗濯してもクタらないんですよね。

なので、地方ロケにいっつも持って行ってた気がする。

 

アニエスを大人買いしながら自分が大人になたことを噛みしめる春。

気が付けば。

岡崎京子の世界に出てくる主人公より年上になってたよ。

 

non

 

 

友だちのお誕生会でリムジンに乗りました！！！

って書くとなんだかバブリーな感じだけど（苦笑）。

乗ってみたら意外とマッタリしちゃって、普通にドライブを楽しんじゃった。

あはは。

 

ゲストに声をかけたり、段取りやらサプライズについて考えたり、

ドレスコードやプレゼントコード決めたり、お店仕込んだり、

いろいろあったけど、協力してくれたみなさんありがとうございました。

特に、ずっと支えてくれたnaoちゃんありがとう。

テンション高くいろいろ引き受けてくれたnunoちゃんありがとう。

最後、丸投げしてごめんね。

 

当日、高熱があって顔色真っ青で。

『その状態で出かけるの？ウソでしょ？？』

って旦那ちゃんに言われたりもしたんだけど。

でも、みんなに声をかけたのは私で、私の友だちを呼んだから

ちゃんとホスト役をしなくちゃって思ったの。

来てくれたみんなに申し訳ないじゃん。

っていうか、あの夜に限っては

それって私の役目じゃないと思うけど私は私の友達が大切だから。

 

とりあえず、これでお役御免ってことですね。

お誕生日、おめでとうございました！！！

 

non

 

 

もうね、最近の自分。完全に病んでると思うんですけどね。

どーしちゃったのだ…自分…と思ったけど

２０代の頃のブログ読んでもやっぱり今みたいに病んでるから

いろんな余裕がなくなると、私ってこうなる人間なんだろうな。うん。

 

この間。

なんかもう全部イヤになっちゃって。

会議に行く途中で、反対方向の電車にのった。

でも。

それが山手線で。

結局は、グルッと回って目的地について。

１０分遅れで普通に会議にいったワケです。

『すんません、前の会議が押しちゃって…』とか言いながら。

あはははは。結局のところ、会議をサボる勇気もなくて。

こんなもんです。あたしって。

 

家に帰ったら、テーブルの上に旦那ちゃんの謎のメモ。

ちょっとだけ和む。

好きなだけ、ナスを食べたまえ。一緒に食べる時間はないけどね。ごめんね。

 

non