映画『舞妓はレディ』。

 

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いや〜〜〜〜〜〜、これがね、想像以上に良作でした!!!

退屈な大人たちに超オススメしたい。

っていうか、下手したら『ドラえもん』より良作だと思う。個人的には。

 

先日、ちょっとした野暮用がありまして。

たぶん、その用事の後、誰かと飲みたくなるだろうな〜なんて思って

Facebookに『23時から遊べる人いませんか?』という雑なお誘いをしたところ

マブダチのnaoちゃんがこっそりと『私いけるよ!』と連絡をくれて。

もうね、週1程度でデートを重ねてて、つきあいたてのカップルみたいな私たちですが…

徹夜明けで23時すぎに新宿にかけつけてくれたnaoちゃんと飲んで。

私はその後、一人で『猿の惑星』を観ようと思っていたのにHPの上映時間を見間違えて

結局、観に行けず…それでもいいや、映画館に行こうぜ!naoちゃんも行こうぜ!!って

酔っぱらって2人で行った映画館ですぐに観られたのが『舞妓はレディ』でした。

だから、本当になんの期待もせずにフワフワ〜っと観に行っただけなのね。

でも!!!

これが、本当に本当にすっっっっっっっごく良くて、映画を見終わった後

たぶん朝4時を過ぎていたけど、2人で興奮しっぱなし!テーマソング歌いっぱなし!

 

ストーリーは単純で、舞妓になりたい女のコのシンデレラストーリー。

あ、そうそう。

これはあの『Shall We ダンス?』の周防監督の最新作です。

なんでもフジテレビ開局50周年記念映画らしいです。

 

とにかくね、主役の上白石萌音ちゃんが素晴らしい!!!

思わず応援したくなるような素朴な演技に引き込まれ

途中、ミュージカルのように歌や踊りでで展開していくのですが、そのね、歌がね、超うまい!!!

鳥肌が立つほど上手いです。

周防監督なのでお約束で草刈民代さんも出演していて、草刈さんは指先まで所作が美しい。

最近、怪演が素敵な長谷川博己さんもいい味でてます。

基本的に『マイ・フェア・レディ』のモジリなので、昭和世代には見やすいです。

って、私…『マイ・フェア・レディ』世代じゃないっすけどね…。

上映時間は135分とちょっと長いのだけど、そんなの全く感じない。

むしろ、あっという間の135分です。

帰り道では酔っぱらってる事もあり、新宿の真ん中を

『♪ま〜いこ〜はレディ〜』と歌いながら歩く私たち。

本当にこの映画を観た後は歌いたくなっちゃう感じなんだよな〜。

 

公開は先月なんだけど、興行成績はイマイチふるってない感じ…。

これ、ちゃんとプロモーションする体力とお金があれば

きっと第2の『Shall we ダンス?』になっていた可能性は十分にあるのにな。

 

まだ公開している映画館もいくつかあります。

なにも考えたくない時や、圧倒的な才能に触れてスカッとしたい時・・・

本当に本当にオススメです!!!

 

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