十日町市では3年に一度『大地の芸術祭』というのが開催されています。
これは『人間は自然に内包される』を理念に、越後湯沢妻有地域の約762平方キロメートルの
広大な土地を美術館に見立て、アーティストと地域住民とが恊働し地域に根ざした作品を制作、
継続的な地域展望を拓く活動を目的とした芸術祭なんだそうです。
はい、Wikipediaの棒読みです。はい。
ちなみに2000年から開催されているらしく、以外と歴史は古いのね。
で、これまたお約束ですが2009年の第4回からはベネッセ様が参入しております。はい。
前回が2012年なので、今年は開催していないのですが芸術祭のためにつくった施設やARTは
街のアチコチに点在しています。
っていうかさ、いつも思うけど…この『田舎型』のトリエンナーレとか芸術祭って
街中に点在するから車がないと観て回れないのが辛いよね…私、運転できないからムリだ…。
ま、そんなこんなで私たちはまず、十日町市の中心から車で30分ぐらい行ったところの
『松代』という地域にある『まつだい“農舞台”』というところへ。
あんまり休館日とか調べないで来ちゃったんだけど…あれ…人っ子一人いない…(汗)
もしかして、休みかな!?なんて不安になっていたら、受付の人がいらっしゃいました。
ちなみにお一人600円。
田んぼの中に突如現れる施設で、周りには棚田が広がりその中にもARTがあります。
でもって、こちらは全てが黒板の教室。
机も壁もなにもかもが黒板なので自由にお絵描きしていいんだって!!
この日。開催していたのが『銭湯の絵』のエキシビジョン。
自由に湯船に入っていいとのことなので、とりあえず入る。…入る…。
あっという間に鑑賞終了…。ミュージアムショップでプラプラしてみたけど…うむ…。
ちなみに、この『農舞台』で一番グッと来たのはART作品ではなく施設のこの真っ赤な階段。
なんか、どこまでも続きそうですごく好き!!
そうそう!!『農舞台』に来た目的は彌生ちゃんを観るためでした!!(←忘れてた!)
草むらに突如現れる、巨大なオブジェ…。彌生ちゃん、本当にどこにでもいるなぁ…。
そんなこんなでアッサリ鑑賞を終え、続いては十日町の駅の近くにある
越後妻有里山現代美術館『キナーレ』へ。
ここには、大地の芸術祭の作品が色々展示してあります。
あとね、落ち葉とか土器とかも展示してあります…この辺が地方美術館のキュートなところ。
ちなみに入館料はお一人様1000円(高い!)。
あんまり展示数が多くないのでこれまたアッサリ鑑賞が終わってしまって…
電車の時間も迫っていたのでキナーレの中にあるオサレなカフェでランチしました。
地元の野菜をたっぷり使ったパスタです。美味しかったよ!!
っていうか、冬の間、十日町でずっとロケしていたディレクターのイベちんに
美味しい“へぎそば”の店を聞いていたのに、結局一度も食べずに帰って来ちゃったよ…。うぅ…。
そんなこんなで、今年の夫婦ツアーは終了。
東北ってあんまり行ったことなかったんだけど、新幹線で行くと東京からすぐなのに
トンネルを抜けたら、雨降りの東京とは打って変わって青空でビックリしたり。
東北っていういうか、あそこは甲信越か…寒い地域って、なんだか風が優しい気がした。
沖縄や瀬戸内とはまた違った優しさがある。
またいつか、ゆっくり行ってみたいなぁと思いました。
さて、来年は旦那ちゃんとどこ行こう???
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