映画『愛の渦』。

 

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ずっと気になっていた映画『愛の渦』を観に行ってきました〜!

これはポツドールという劇団の舞台作品を映画化したもので

去年の夏には『モテキ』の大根仁監督が『恋の渦』というタイトルで映画化。

それを観ていたので、今回の『愛の渦』をどうしても観たかったのです。

しかも今回の『愛の渦』の監督はポツドールの監督を務める三浦大輔さん。

ご自身の舞台を、どう映像化するのか…気になっていたのです!

 

あらすじは…

高級マンションの一室に設けられた秘密クラブ、ガンダーラ。

そこで開催される乱交パーティーに、ニート(池松壮亮)、

フリーター(新井浩文)、サラリーマン(滝藤賢一)、女子大生(門脇麦)、

保育士(中村映里子)、OL(三津谷葉子)、ピアスだらけの女(赤澤セリ)たちが参加する。

セックスしたいという共通の欲望と目的を抱えている彼らだったが、

体を重ねるのに抵抗を感じる相手も浮上してくる。さまざまな駆け引きが展開する中、

ニートは女子大生に特別な感情を抱くようになっていく。

というもの。

 

ちなみに『恋の渦』はNOセックスだったのですが、こっちはもうやりまくり。

でもなんでしょう、別にいやらしいという感じはなくて…

っていうかね…!!!ちょっとタルかった…もうちょっとテンポよく編集してほしかったな。

と偉そうなことを言ってみる。

舞台監督が監督したからなのか、すごく『舞台的』な展開で

それが『映像のスピード』と変なギャップが生まれてしまっていた感じ。

あれ、舞台で観たらきっとお客さんにも咀嚼する時間もあって

というか『舞台独特の熱量』できっといい作品になるんだろうな。

ただ、映像だからね…そこが難しい…。

とはいえ。初主演の門脇麦ちゃん(東京ガスのCMでバレエやっていた子ね!)の

体当たり演技には度肝を抜かれたし(ガンガン脱いでます、やってます…)

大好きな新井浩文さんは文句なしにチャラくてハマり役で。

注目株の池松君もカッコいい。

そして何と言っても、窪塚洋介はやっぱりいい役者ですね。

演技していないかのような演技。あれって本当にすごい。

って。できる役は限られちゃうんだろうけど…。

 

そんなこんなで『愛の渦』と『恋の渦』。

制作費は断然『愛の渦』の方がかかっているんだろうけど

映像的なテンポや見せ方が上手かったのは『恋の渦』でした。

 

ほぼ全編、演者さんがみんな裸という不思議な映画『愛の渦』。

まだ、公開している映画館もあるみたいですよ!!

 

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