っていうか、わたくし…大三島をナメていました…。
私が想像したよりも、断然大きかったのです…大三島…。
２日目の夜に、『明日はなにするの？』って井上さんご夫婦に聞かれて。
私が大三島に来た理由はところミュージアムと伊東豊雄建築ミュージアムにいくため。
だから、３日目はこの２つまわりつつ今治に行くって話したら
『自転車でそれは絶対ムリ！！だって、山を越えるのよ！！！』と言われ…。
へ！？そーなの！？みたいな（苦笑）。
ちなみに…大山祇神社にも行きたいんですけど…『ますますムリよ！！』みたいな（苦笑）。
で、３日目の朝。
朝イチで、まずは道の駅『多々羅しまなみ公園』にあるサイクルスポットに
自転車を返却に。
しまなみ海道では、サイクルスポットであれば自転車が乗り捨て可能なのです。
でもって、いちごの配達に行く井上さんのおじさんが大山祇神社まで
車で乗せてきてくれました。
うん、この山道をこの痛いお尻で上るなんて…ムリだったな…。
いちごの配達が終わったら、おじさんが一緒に大山祇神社にも行ってくれて。
島の歴史、島にまつわる神事について色々と教えてくれました。
こうやって地元の人のお話が聞けるって本当にありがたい。
大山祇神社って、スピリチュアル関係の人とかがリアルで参拝する超絶パワースポットなの。
先代の神主さんまでは、情報規制が厳しくてメディアとかに一切出さなかったんだけど
最近、代替りして少し緩和されたみたい。
ロケするなら今ですゾ！！メディア関係のみなさん！！
でもって、国宝館と海事博物館も一緒に見学。
おじさんが解説してくださって、歴史にうとい私でもすごく楽しめました。
っていうかね、国宝とか重要文化財だらけで…
こんなところにこんなに国宝があるなんて本当に本当にビックリした！！
大山祇神社を見終わったところでおじさんにお礼を言ってお別れ。
なんだか寂しいな…。
さて、今日はここから再びチャリを借りるかバスを乗るか、どうしようか。
っていうか、天気悪いしな〜お尻痛いしな〜（こればっかり！）と思って
道の駅の駅長さんに話を聞いてみたら、
ちょうどところミュージアムへ行くバスがあったので、バスにのることに。
バスに乗ること２０分。
お昼前に、ずっと来たかったところミュージアムについに来ちゃいましたーーー！！！
ここって、展示物もさることながら建物が本当にすばらしい。
海と一体となってる感じの作りなのです。
貸切状態だったので、のんびりと鑑賞。
続いては、もう一つのお目当てである伊東豊雄建築ミュージアムへ。
あるいて５分もかかりません。
建物のフォルムから面白いよね。
こちらは、見学の仕方も変わっていて、座って鑑賞できるの。
建築と言葉のコラボ。すごく好き！！
で。
どちらも、小さな美術館なので…あれ…見終わっちゃった…。
今治行きのバスにのれる大山祇神社へ戻るバスは…１時間後…。
見渡す限りレモン畑でお昼を食べるようなお店も、時間をつぶすようなカフェもない…。
っていうか、外…大雪なんですけどーーーーーー！！！
吹雪いてる！！瀬戸内海、吹雪いてるーーーー！
困っていたら伊東豊雄ミュージアムの受付のお姉さんが
『ちょっと下ったらライブラリーがあるからそこで本でも読んだらどう？』
と教えてくれたので素直にライブラリーへ。
ライブラリーについてみたら、なんだかすごくにぎやかで…
あれ！？ミーティングやってるの？？ここライブラリーじゃないの？？
と、戸惑いながら入ってみたら『ちょっとにぎやかですけど、どうぞ〜』と言われ
なんとなく２階のスペースへ。ここが超可愛い空間でした！！
いやしかし、あと１時間以上…なにをしよう…お腹すいた…。
途方に暮れていたら下でミーティングをしている皆さんが
『んじゃ、お昼食べるために港に行こうか？』みたいな話をしているのが聞こえ…
もうね、こういう時の自分の図々しさ…ほんとビックリします…。思わず
『あの！！！大山祇神社の方って行きますか？もし行くなら…乗せて行ってください！！』
『図々しくてすみませんッ！でも、バスがなくて、雪がすごすぎて！！』
と勢いだけでお願いしてみたら、みなさん一瞬キョトンとしてましたが
『いいですよ！』と、乗せてくれる事に！
なんとヒッチハイク成功です！！うわーーー！日本だよ、ここ！
お話を聞いてみたらみなさんは大三島の地域おこし協力隊というお仕事をしている
方々でした。なんか全国のいろんなところから選ばれて
大三島をもりあげるために、で、将来的には移住をするという条件で
大三島に住み、公務員として働いているんだとか。へ〜〜〜〜！
で、なんか…ノリでみなさんとランチまでご一緒しちゃうことに。
大三島で人気の『大漁』というお店で海鮮丼を食べました。
これで４８０円！！！
すごいボリューム満点です。
地域おこし協力隊のみなさん、優しさをありがとう！！！
私、大三島が大好きになりましたよ！！！
って、協力隊のみなさんの優しさはこの後も続き…
さらに、私のヒッチハイクの旅は続いたのです…。
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