なんだかこのところ、映画を観るってことからもちょっぴり遠ざかっていましたが
やっぱりインプットは大事です。
っていうか、今の私は父のこととかあって仕事も断っちゃってスケがら空きでヒマヒマプーなんで
『どこでアウトプットすんの?』って感じだけど…まぁ、いつか役に立つ日がくる…のかな(笑)??
ま、そんなこんなで『かぐや姫の物語』です。
ジブリの高畑監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来約14年ぶりに手がけた監督作。
日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、
「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされてるかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す。
というものなんですが。
うむ〜。とりあえず、尺が長いです。2時間半あるので上映前のおトイレは忘れずに!
というのが、まず一番の感想。
なんでしょうね。
アニメーションはとても美しいです。
このデジタル全盛の時代に水墨画のようなあの作風は独特で、インパクトがあります。
そしてすごくすごく引き込まれる。
ストーリーは基本的に私たちが知っている『竹取物語』なんだけど、
まぁ、ジブリの主人公にありがちな『わたし大好き女子!!』なので
とにかく自己実現欲が強いし、猛烈なヒロイン気質(って主人公なんだから当たり前だけど)。
でもそれもひっくるめて『日本むかし話』の『かぐや姫』ですからね。
『姫の犯した罪と罰』というキャッチコピーから、
もっとかぐや姫の内面的な葛藤を描くのかと思っていたけれど、そこはわりと想定の範囲内。
それよりも、大好きなステマル兄ちゃん(ミヒマルGTみたいなんだけど漢字がわからんのです)との
最後のLobe Affair の方がド肝抜かれました。
あ、そうそう。
ド肝的なsomethingで言うと『帝のアゴ』にも注目です。
まぁ、そんなこんなでこれは大人のための映画です。
映画『かぐや姫』は絶賛公開中です。
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