テレビの底辺から愛を込めて（旧）。

 

 

作家仲間のにしむーが

『すっごい美味しいお寿司屋さんを見つけたから行ってみなよ！』

って教えてくれて。それが熟成寿司という聞いたこともないジャンルで。

熟成肉は流行ってるけど、お寿司まで熟成しちゃう時代なの！？

と思ったら、熟成寿司っていうのは割と昔からある手法らしいですね。

ま、そんなこんなで期待に胸を膨らませて行ってきました！

銀座にある８席のカウンターonlyの鮨処『Y』。

小さなお店だし、本当においしいから内緒（笑）。

知りたい方は、直接私に聞いてください。うふふ。一緒に行きましょう。

 

いやしかし、『お寿司を熟成？』って感じでよくわからず食べ始めたのですが…

なんだこれ…超絶美味しい！！！信じられない！！

寿司ネタって熟成させると味が濃厚になるんだね。

単純に酢で〆るのとはまた違って、それぞれのネタに合わせて熟成方法も変わるらしい。

とりあえず、お任せで１５貫がデフォのコース。

だけど…これね…絶対１５貫じゃ足りない！！

シャリも小さ目なので、逆にお腹が刺激されて『もっと食べたい！』ってなる感じ。

で、アンコールに突入です。

このアンコールがやばかった…むしろアンコール食べないと損した気持ちになる。

ヒラメの熟成寿司は、あの淡白な魚がどうやったらこんなに脂がのった感じになるの？

ってぐらいおいしかったし、中でもお気に入りだったのがこちら！！

金目鯛の熟成寿司！！！

 

 

もともと、金目鯛ってジューシーなネタなんだけどそれがね…余計な脂が抜けて

うまみだけが凝縮してる感じ！すげーーー！！

 

ということで、あっというまの２時間でした。

美味しいモノを食べると、無条件で元気になるね。

日本酒が好きな人は、このお店…絶対好きだと思う。

知り合いに遭遇する可能性があるので、ギョーカイ人は要注意（笑）。

 

non

 

 

『体調の管理すらできない人に、まともな仕事ができるとは思えない。』

というのは、私が彼に家でよく言われる言葉で。

いや本当に、油断するとね私…体調を崩すのですよ。どうしたらいいんだ、これ。

先週は、ほぼ１日おきに点滴しながら仕事してました。

っていうか、お医者さんにも怒られまくりです。

『そんな状態で仕事なんかできるわけない！！』って。

いやぁ、おっしゃる通りなんですけどね。

『できない』とか『休みたい』の一言がなかなか言えないんですよね。

どちらかというと、限界まで我慢して内臓から大量出血するタイプです（白目）。

 

先週の徹夜仕事は見るに見かねたチームのPが

『点滴打って、そんなフラフラな状態で徹夜なんてさせられない！のんちゃん、休んで！！』

と半ば強制的に休ませてくれました。涙が出るほど嬉しかった。

でも、私が休んだことで迷惑かけちゃう人がでるんだよな…これも事実。

だからやっぱり自己管理は大事なんですよね。

 

体調不良の原因は、まぁ夏バテと過労です。

なんか最近、寝ても寝ても疲れがとれないの。

って、まぁ…ほとんど寝れてないからなぁ。

仮眠して仕事して仮眠して仕事してみたいな感じだし。

あとはもう、若くはないってことだよね。ジーザス！！！

 

non

 

 

 

友だちに『弟子をとったらいいよ』と言われてから、『師弟関係』について色々考えて。

ちょっと文献読んでみたり、いろんな人に話を聞いてみて。

これが、とても面白いのです。

フリーランスで一人で生きてきちゃったから

『師匠』って存在は自分の人生の中にあっても『弟子』ってのは全く考えた事なくて。

いやしかし。

もうある程度の年齢になったらみんなそれなりに『弟子』とか『部下』を育てるってことを

経験するみたいで。そうなのか…そんなことせずノホホンと生きてきちゃったよ。

ということで、最近は会う人会う人に『師弟論』について話を聞いています。

主に『弟子とは何か？』について。

 

これね、本当に年齢や立場、仕事によって考え方とか言い方とかが全く違って面白い。

みんなそれぞれ違った言葉を使って、違った表現をするんだよね。

ある人は弟子や部下を育てることを『最高のプロデュース業だ』と言い、

ある人は部下を育てるのは『会社の利益のため』と言い。

またある人は弟子の存在は『自分が成長するために欠かせないファクターだ』と言い。

他にもいっぱい色んな人に聞いたけど、やっぱりキーワードは『成長』なのかなぁ。

自分と弟子（部下）、お互いの。

 

一元的に答えを出さずに、大学時代のフィールドワークみたいに

いろんな人に同じテーマで話を聞くってのは、なんだかすごく楽しかった。

って、これ…『哲学科あるある』なのかしら…（白目）。

 

ということで、今後も会議のフリートーク中やら飲み会などで

突然『師弟関係ってなんすかね？』とかわけわからんこと聞くと思いますが

生暖かい目で見守ってください。うへへ。

 

non

 

 

 

外苑前にオフィスがある超絶働きマン・エコマンから

『今日、仕事終わりに会えないかな？』

とLINEが来て。

『会えるぜ！会えるぜ！今、あたし表参道で会議だぜ！！』

なんつって、仕事終わりに待ち合わせして久しぶりのトーク＆ビール！！

 

会った瞬間からゲラゲラ笑って、マシンガントークして。

エネルギーに溢れている人に会うと、やっぱりたくさんエネルギーがもらえる。

とにもかくにも、ゲラゲラ笑うってすっごくいいな。

仕事の事とかいろんな事とかいっぱい喋って。ストレス発散です。

でもって、相当前のめりなエコマンが一番乗りでお誕生日プレゼントをくれました！

超可愛い夏らしいピアス！！本当にありがとう！！！

ちなみに私の誕生日は８月です（笑）。

『夏がきちゃったから、待ちきれなくて！！』って。エコマンらしい。

 

 

 

いつも嵐のように会って、飲んで、解散！って感じだから

今度はゆっくり温泉でも行きたいね。

とはいえ、こんな風に『仕事帰りの９０分』でガガガーってトークするのも

私たちらしいんだけどね。

エコマン、ありがとう。会えて嬉しかった！！

 

non

今月も九十九里の実家に帰る事ができなそうなので…

母に東京に来てもらいました。

父が亡くなってから月に一度は母の顔を見に帰ろうと思っているんだけど

中々思うように時間がとれなくて…まぁ…日帰りできる距離ではあるんだけども…。

でもって、母が元気なウチは東京に遊びに来てもらうのもいいかなぁと思って

なんやかやと理由をつけては東京に来てもらっています。

 

今回は、『ディズニー・オン・アイス２０１５』。

スタッフさんからチケットをいただき、ディズニーの仲間たちが繰り広げる

アイスショーを堪能してきました！！

 

 

お客さんの９割が親子連れで（まぁ、私たちも親子連れですが…）。

会場のあちこちにコスプレをしたちびっ子がいっぱい！！暑いのに大変ねぇ…。

 

そんな感じだから『こども向けのショーなのかな…』と思ってたんだけど

さすが！！ディズニー様！！ミッキー師匠はどんな時も手を抜きません！

かなり本気のアイスショーです！！

大人が見ても見応えたっぷりでした。

母は初めてフィギュアスケートのショーを生でみたらしく興奮しっぱなし。

ディズニープリンセスのストーリーをいくつかショーアップしていて

確かにディズニー映画を見てないとついてこれない部分もあるだけど…

ちびっ子たちはコスプレしてるぐらいだからみんなストーリーもちゃんと知ってるのね。

すごいのね。

でもって、今年の目玉は『アナ雪』。

『ありの〜ままの〜』の歌が流れるだけで会場は大興奮！！

あっという間の２時間でした。

 

あぁ〜楽しかった〜。母も楽しんでくれたみたいだし、よかったよかった。

チケットありがとうございました。

今月もママ孝行できて、嬉しいです。

これ…『アニー』みたいに毎年行きたくなるパターンのやつかもね！！

ということで…来年もチケットおねだりしてみよっと。うへへ。

 

non

我が家の旦那ちゃんは、照明が大好きです。

なんでしょう…『照明が大好き！』という人に私、人生で初めて出会いましたよ。

自動車のデザイナーじゃなかったら、照明のデザイナーになりたかったそうで。

っていうか、いずれにせよデザイナーなのね。

 

今の家を買った時、リビングの照明を探しに探して探しまくって。

彼が納得してようやく買ったのがこれ。

 

 

変な形。とてもまぶしい。使いづらい。

っていうか、家具ってデザイン重視にするとどうしても使いづらいのよね。

でもって先日、寝室の照明を新たに買ってきちゃいました。

…ちなみに今まで使っていたのはイサムノグチの『アカリ』。これどーすんの？

と思ったら、捨てずにとっておくらしい。

で、新しい照明がこちら。

 

 

 

驚きの暗さです。なにこれ（白目）。

寝室で本が読めないじゃん…目が悪くなるじゃん…。

でもって、我が家の倉庫にはあと２個ほど照明のストックがあります。

頭おかしいよ〜。なんで照明ばっかりそんなにいくつも買うんだよ。

大金持ちで部屋がいっぱいある家にすんでるならいざしらず

我が家は２LDKですからね。都会のウサギ小屋に住んでんのに…。

 

まぁでも、うっかり車買ってこられるとかよりはまだ照明の方がましか。

って、ましかって思っちゃダメなのか。

寝室は寝るための部屋でしかなくなりました。

 

non

 

 

 

あまりにも余裕がなくて、アップアップしている私を見兼ねて。

マブダチ＆ライバル作家のnaoさんが

『私が1日仕事を代わるから、とにかく休みなよ。』

と言ってくれて、束の間の休みを取ることができました。

本当にもう…naoさんの優しさにはいつもいつも涙が止まらない。

 

ということで、金曜の夕方から土曜日まで。３０時間ぐらいの夏休み。

本当はどこか遠くに行きたかったけど、どこに行こうかワクワクしすぎて考えすぎて

気がつけばもう直前で…結局、都内のホテルに一泊しました。

今回はニューオータニさんです。

いつも住んでる東京だけど、なんかこうやって自宅じゃないところで一泊するだけで

すごくいいリフレッシュになる。

金曜の夕方の会議がなくなったので早めにチェックインしてロビーでお庭を見ながら

のんびり大好きな人たちに手紙を書いてみたり。こういう時間、久しぶりだ。

 

 

仕事を終えたお友達が到着して、部屋でグダグダ呑んだくれて。

（今回のおデート相手は…むふふ。面白いから内緒にしましょう。）

仕事について、恋愛について、キャリアについて、人生について…

いろいろいっぱい話したけど、

結局、この時私がハマっていた『師弟関係』について熱く議論し

長渕の動画を見てゲラゲラ笑って。

酔っ払って寝るという、とても開放的な時間を過ごしました。

 

休むきっかけをくれたnaoちゃん、ありがとう。

一緒に泊まってくれたラブリーちゃん、ありがとう。

さぁ、梅雨も明けたしね。

夏がくるね。大好きな夏がきます。

 

non

 

 

師弟関係についてグダグダと考えてきたワケだけど。

なぜ友達が私に『弟子をとれ』と言ったのかわかった気がしました。

彼が言うには、私は『与えることをしらない人間』に見えるらしい。

…そんなことないと思ってたけど…そうなのか…そうなのかな…。

私は『与えてもらう一方』に見えるらしい。…そうなのかな…。うーん…。

確かに、私は周りの人たちに本当にたくさんの愛や縁をもらってここまで来たけど。

 

別に自分が持っている知識や技術を一人占めしようとは思っていないし

周りからもらったギフトは還元しているように思っていたけど…。

私には部下ってのがいないし、特定の弟子をとらないってのは公言してるけど

いろんなコミュニティーの中にいる様々な年齢の人と割と深く関係を持つことが多くて。

そうなった時に私は惜しみなくギフトをあげてきたつもりだったんだけど。

自分が思っているだけで、実際はできてないのかもな。

なんて反省しました。

私の『仕事の顔』を知らないからなぁ…とは思ったけど、

でもそういう印象を人に与えたということは、これはゆるぎない事実で。

 

なんだろう。

最近、私に対する印象についてネガティブな表現ばかり聞くことが多くて。

『態度が悪い』とか『ネガティブな感じがする』とか。

そんな中の『他人に与えることのできない人間』という評価は

なんか奈落の底にずどーーーーーーんと落とされた感じでした。

『あぁ、なんかもう無理だ…』って思って家に帰ってちょっと泣いてふて寝して（苦笑）。

 

確かにね、最近余裕が全くなくて。

ちゃんと笑ったり、誰にでも平等に優しく接するとかできてなかったかもしれない。

『自分の話を聞いてもらいたかったら、まずはちゃんと笑いなさい』って

昔、たかの友梨さんにお会いした時にそう言われて。

楽しそうにしている人のそばには、人が集まってくるって。

そうだよね、それが大事だ。

 

まぁ結局、私の『性根』の問題については何も解決してないけど（苦笑）。

これからはもうちょっと「与える」ということを意識して生きてみる。

っていうか、対人について自信が全くなくなった。

私から『対人』を取ったら、なんも残らんのに。あぁ〜あ。

誰とも関わりたくない。

 

 

non

 

 

ということで、『師弟関係』について色々考察したワケですが

（つくづく真面目だよね、あたしね。誰もほめてくれないから自分で言うが。）

哲学者研究者で思想家の内田樹さんのインタビュー記事がとても参考になりました。

『器に合わせすぎては、学びは起動しないのです』というやつで

興味がある人はポチってリンク先に飛んでください。

というか、弟子よ。これを読め。

 

内田さんもインタビューの中でおっしゃっていますが、

私は師弟関係というのは

『片方に教える技術や知識があり、それを教わりたいと思う人がいる。

需要と供給が一致すると師弟関係が成立する。

商取引の「等価交換」のようなものと理解していた。』んです。

 

でも、違うんですって。へ？？そーなの？？

 

そもそも師弟関係とは『教える』側の『贈与』から始まるんだと。

弟子が欲しいと言ってるわけじゃないことを『あげるよ』と押し付けるんだと。

なぜ弟子側が欲しがってないかというと

その知識や技術がそもそも何の役に立つのかわかってないから。

だから弟子側は『何が欲しいのかわからない状態』だけど、

師匠はそれでも技術や知識を与え続けるんだって。

これが師弟関係なんだっていうんだけど…。

 

うむ。

 

これじゃ弟子側には何も学びが発動しない…と思うんだけど

じゃぁいつ弟子側に学びが起動するのかと言えば

『今まで気づかなかったけど、初めから師匠はこんな素晴らしいことを

教えてくれていたのか』という本質的な気づきを得た時。

つまり、弟子の『器』をはるかに超えたことを師匠は教えないと

いつまでたっても学びは起動しないんだって。

 

なにそれ！？師匠って超大変じゃん！！！！！！

器からこぼれおちるような豊かな知識や技術を

弟子に無償に贈与し続けるのが師匠なんだって。

 

求められる以前に与えて、相手の器をはるかに超えたことを

教えなければならないなんて…なにそれ…想像つかない。

 

ま、そんなこんなで結局『師弟関係』については

うすらボンヤリしかまだわかんないんだけども

内田樹さんのおっしゃっていた中で一番印象的だったのは

『師匠に出会えるかどうかは、運任せなのか？』という質問に対し

『運ではなく「センサー」が自分に備わっているかどうかだ』

って答えていて。

 

つまりね。

弟子側にも自分に『無償の贈与』をしてくれる師匠との出会いに気づく

センサーがないとダメってこと。

 

そう考えていくと、なんかすっごく深い。

 

あぁ…迷宮入りしそうだよ…。

仕事以外のこと考える脳みその余裕、ないのに…。

 

non

 

 

なんか最近、あまりにも余裕がなさすぎて。特にメンタル的に。

そんな私を見て友だちが『弟子をとったらいい』とか言い出して。

『は？なんで？弟子？』とは思ったものの、

確かに私は弟子という存在が今までいたことがないし

それはそれで面白いかなと思って『師匠』と『弟子』について考えています。

 

わたしにもかつて師匠的な人はいたけれど、手取り足取り教えてもらうというよりは

『背中を見て学べ』というスタイルでした。

（というか、それが当たり前だと思ってた…）

もちろんね、ご飯をご馳走してくれたり失恋したらとことん付き合ってくれたり

仕事の悩みの相談にのってくれたり本当にたくさんお世話になったけど

『仕事の技術』に関して細かくあれこれと教えてくれるという感じではなかったのです。

っていうか、たぶん私たちの仕事はそれが普通。

だって、結局は自分のスタイルを作っていかなきゃいけないんだから

師匠のカラーに染まりすぎるのは、たぶん危険なんだよね。

個性を殺しかねない。

 

 

ただでさえ年下の人間が苦手で弟子とかもっての外なんですが

『それじゃ僕を弟子だと思え』と言われ。なぜ弟子が上から目線なのだ。

面白そうだから『師弟プレイ』を興じてみました。

でもって、『師弟関係』ってものについてちょっと勉強してみました。

もう本当にね、仕事以外のことに脳みそ使う余裕なんだけどね。

面白いんだよね、考えたり勉強したりするのって…。

 

って、なんか長くなりそうだから続きはまた明日。

 

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